ハザードマップとは(被害想定地図)
今年9月の台風15号、10月の台風19号ではこれまで影響の少なかった地域でも多大な被害を受けました。
今後、私たちの住んでいるエリアではどのような災害上の危険性があるのか、万が一の災害発生時にはどういった被害が“想定”されるのか?を知っておくことはより重要になっていきます。
災害は想定を超えて甚大な被害をもたらします。危険箇所や災害が発生しうる場所をあらかじめ知っておくことで事前に必要な防災の備えが可能です。
そこで【ハザードマップ】が役に立ちます。
ハザードマップって何?
一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。(国土地理院ホームページより)
つまり「ある区域にはどういった災害上の危険性があるか」「万が一災害が発生した場合にどういった被害が“想定”されるか」を見た目にわかりやすくした地図のことです。
どんな種類があるの?
主なものに下記があります。
- 洪水(河川浸水)ハザードマップ
- 土砂災害ハザードマップ
- 地震ハザードマップ、等
- 津波や火山に関するものもあります。
(※ 名称は自治体によって異なります)
どこで入手できるの? どこで見れるの?
- 「印刷物」としてのハザードマップは各自治体の防災担当窓口等で入手できます。(自治体によります)
- その他、国土交通省が「ハザードマップポータルサイト 」をネットに公開しており、各自治体が作成したハザードマップへリンクしています。
(リンクのない自治体もあります)
何がわかるの?
ハザードマップは、自然災害が発生した場合の被災する可能性とその被害の度合いを色分けしており、それにより「被害が予想される範囲」や「危険度の高さ」がわかります。
また、河川の氾濫や浸水のおそれ等がある区域が「早期の立退き避難が必要な区域」として明記され、避難所や防災関連施設等も掲載されています。
土地の成り立ちと自然災害の関係の確認もでき、自然災害リスクを確認、想定するための基礎資料とすることもできます。
最後に~起こり得るあらゆる最大の被害を想定して~
ハザードマップは決して不安をあおりたてる等のものでは無く、あらかじめ区域の災害リスクを知ることで私たちが「事前にリスク回避できる」「いざ災害時にどういった行動を取れば良いかの準備ができる」とても有益な情報なのです。
家族や大切な人とともに確認し、共有したい情報です。(田邉)
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