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エンディングノート

2022年7月6日

昨今、耳目に触れる機会も多い、エンディングノートという言葉。

 

書いておけば、家族の負担やトラブルを減らすことができるといいます。あらためてどういったものでしょうか?

 

エンディングノートとは

定義は定まってませんが、ご自身に万が一の事態が起きた時に備え、ご家族やまわり方々が様々な判断や手続きを進める際に必要な情報を、前もって書き残すノートや手紙のこと。

 

“終活”をイメージされがちですが、遺言ではありませんので、突然の事故や入院等にも備えることが出来ます。
特にご家族にとっては、突然の出来事に戸惑いやパニックに陥ることも考えられますので、まずは何を為すべきか?
作業の手順や連絡すべき先等を具体的に書き残すことは、ご家族の負担を減らす意味でもとても有益です。

 

また未来を考えることは、今を見直すことにも繋がりますので、ご自身にとっても有用です。

 

どういったことを書くの?

特に決まりは無く、あくまでご自身次第ですが、下記のような事柄が想定されます。

 

  • 自分自身について・・ご自身の基本情報
  • 身の回りのこと・・重要物、書類の保管場所。ネットアカウントの退会方法等。
  • 財産、資産について・・ご自身の財産資産を全て書き出します。
    ※とても重要です(相続税の申告期限は10カ月です。資産の全容が分かっていると手続きが円滑に進みます)
  • 葬儀について・・内容や予算、遺影に使う写真、等。
  • 遺言について・・有無。保管場所等。(遺族に発見されないことを防止する)
  • 介護や医療の希望について・・延命治療を希望するか否か等についても
    前もって書き残すことでご家族の精神的負担を和らげることが出来ます。
  • その他・・お墓について、ペットについて、等々
講義

 

あわせて下記のようなことも伝えられ(書き残せ)ます。

  • もしもの時に誰に連絡して欲しいか。
  • ご家族や親族、友人等親しい方々へのメッセージ、感謝の言葉、等々。

最後に

エンディングノートには遺言と異なり法的拘束力はありません。決まった書式や書き方はありませんので、市販の物を利用するのも宜しいかと思います。

 

いつでも加筆修正出来ますし、未定の事項は空欄のままで後日追記も可能です。作成のタイミングも人それぞれです。早い人は20代でご用意される方もいらっしゃるようです。

 

お誕生日や結婚記念日、親御様の命日等、節目の機会に、人生を振り返ってみる意味で作成を始めても宜しいかもしれません。作成されたシートは信頼出来る人に託すか保管場所をご家族に伝えておきましょう。(田邉)

プラスワン通信(2022年07月)プラスワン通信(2022年07月)

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