賃貸物件の管理会社の選び方
賃貸物件を所有していると様々な問題や課題があるかと思います。
管理会社にすべてを委託するにしても多種多様な会社がありますので、管理会社を選択するにあたり押さえておきたいポイントをいくつかご紹介いたします。
賃貸管理会社の仕事と位置付け
令和2年に「賃貸住宅の管理等の適正化に関する法律」が施行され、賃貸管理業にも適正なライセンスが必要となりました。
これにより事業所ごとに「賃貸不動産経営管理士」資格を保有するものを業務管理者として配置し、管理業者として国土交通省へ登録が必要となります。
(管理戸数200戸以上)管理というものが賃貸住宅の維持保全及び関連する金銭の管理を行う業務と定義され、賃貸管理業が「プロフェッショナルが行う業務」と位置付けられました。
集金管理・クレーム対応などはもちろん、管理物件というオーナー様の資産をお守りすることが、管理会社の使命です。
管理会社を選ぶポイントと必要性
- 業務の透明性 :賃貸管理業の登録がされているかの確認する必要があります。
200戸以上管理を行っているにもかかわらず登録されていない場合は違法業者となります。 - 資産価値の維持保全 :資産価値の維持保全という観点からすると、バリューアップの提案や空室対策について管理会社としてどのような考えを持っているかも重要なポイントです。
- 専門知識 :借地借家法などの法律や売却や家賃収益に対する課税などの専門的なアドバイスを受けられるかどうかもポイントです。
弁護士や税理士とのネットワークがあるとさらに心強いです。
まとめ
とあるアンケート調査によると、オーナー様の管理会社への不満として「提案がない」という事が4割近くを占めていたそうです。
市場調査や現地確認はもちろんですが、豊富な知識と経験をもとにお預かりしている物件を今後どのように活かしていくのかという事をオーナー様と共に考えてくれる管理会社が望ましいのではないでしょうか。
弊社は令和6年度東京都「起業家による空き家活用モデル事業」コーディネーターに選ばれました。空き家の活用方法など積極的に提案し、さらに満足していただける管理会社を目指します。(宮島)
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